現在の光市の市域は、明治22年の市制町村制施行時に設置された浅江村、岩田村、塩田村、島田村、周防村、束荷村、三井村、光井村、三輪村及び室積村(明治39年に町となる。)の計10カ村で構成される区域です。
昭和13年に島田村から光井村にかけて海軍工廠を建設することが決定されたことに伴い、周辺自治体に合併機運が盛り上がり浅江村、三井村、島田村及び光井村の4カ村が合併し、昭和14年に周南町が発足しました。翌年、海軍工廠が「光海軍工廠」と命名されたことから、町名を光町と改めました。
海軍工廠の建設と都市機能の整備、拡充の中で光町と室積町の2町が合併し、昭和18年4月1日に旧光市が誕生しました。
一方、岩田村、三輪村、塩田村、束荷村の4カ村は、同年11月3日に合併し、海軍工廠の食料や物資、労働力などの供給地として「大きく一和」して発展を期すため大和村と名づけられました。
戦後、旧光市は、海軍工廠の跡地に進出した武田薬品工業株式会社、八幡製鉄株式会社の2大企業を中心に、周南工業地帯の一翼を担う近代都市として発展を続けてきました。その間、旧光市と周防村とが昭和30年に合併し、また、昭和32年に大和村が旧光市の一部を編入合併しました。
昭和46年1月15日に大和村は大和町として町制を施行し、周南地域のベッドタウンと、島田川水系や田布施川水系の流域を中心とした農村地域の両面を持つ農住の町として発展してきました。
このように歴史的、経済的、地理的につながりの深かった旧光市と旧大和町は、平成16年10月4日に合併し、新しい「光市」として誕生しました。新生「光市」は、「光る個性 地域の和 人と自然にやさしい生活創造都市」を将来像に掲げ、住みよいまちづくりを目指して新たなあゆみを始めました。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「光市民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。