雨樋の継手の種類や付け方

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雨樋の継手の種類や付け方をお伝えします。

 雨樋修理・雨樋交換のあまどい屋です。

この記事では、継手の種類と付け方を詳しく説明していきます。

 
  目次:
  1:継手の種類
  1-1:エルボ
  1-2:パッキン継手
  1-3:たて継手
  1-4:軒継手
  1-5:集水器
  2:継手の付け方

1:継手の種類

雨樋の継手には
エルボ、パッキン継手、たて継手
軒継手、集水器の5種類があります。

1-1:エルボ

エルボとは、雨樋の角度を変更する際に用いられる継手です。
パイプを曲げた形状となっており、真っ直ぐな雨樋をこれに繋ぐことで角度を変え、
排水口までスムーズに雨水を導くことができます。

1-2:パッキン継手

横方向の雨樋を縦坑に繋げる際に、
雨水が隙間から漏れてしまわないように用いられる部品です。
通常、継手は接着剤などを用いて接合しますが、
場所によっては十分な密閉ができない場合があり、
雨水が漏れやすくなってしまいます。

このような場合に、パッキンを継手に追加すると、
隙間が空きにくくなり、雨水の漏れを防いでくれるのです。

1-3:たて継手

たて継手は、縦坑の配管を繋ぐ際に用いられる継手です。
漏れを防ぐために上側は配管に被せ、
下側は配管に差し込む形状がとられています。

1-4:軒継手

名称通り軒の縁に用いる継手の事を指し、
軒に沿わせるように取り付けた雨樋同士を接続するタイプの事で、
左右から差し込み固定する形状になっているため、
雨樋を交換したり新設する時は長さを調節した上で差し込み工事します。

1-5:集水器

集水器は屋根から流れてきて受け止めた雨水を
縦坑に対して流し込む部品であり、
多くの水が流れ込む特性上勢いよく流れても溢れてしまわないように
余裕を持って製造されていて、
集水器を通って流れた水は排水口に流されます。

2:継手の付け方

雨樋を取り付ける際には事前にペンチやハンマー、
ノコギリや樹脂系接着剤を用意しておきます。

軒樋に継手を取り付ける場合は、軒樋に接着剤を塗りつけて接合します。

樹脂系接着剤で接着されている軒樋を剥がし取るべく、
軒樋と継手の間にヘラなどを差し込み少しずつ剥がしていきます。

剥がし取る事ができたら樹脂系接着剤を軒樋の部分に適量塗りつけて接合し、
配管を差し込めば完了です。

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