本町における地域社会の形成は、下賀茂日詰遺跡の発掘調査などから、弥生時代にさかのぼることができ、この遺跡には、弥生時代から平安時代に及ぶ先人の社会活動の跡がみられます。江戸時代にくだると徳川家康によって幕府直轄地に指定され、農業と漁業を中心とした農村社会を築いてきました。
特徴的なのは東西を結ぶ海上交通路の要所に位置するところから、リアス式海岸と天然の良港を有する風待港として栄えた経緯があり、東西の文化を取り入れた独自な文化と活発な地域社会を維持してきたことです。妻良・小稲地区など多くの集落に古い伝統芸能も保存され、古くから開けた地域でした。
明治22年町村制の施行により、南崎村・竹麻村・南中村・南上村・三坂村・三浜村のいわゆる南賀六ヶ村が誕生しました。これらは天然の良港を利用した半農半漁の海岸地区、温泉を中心とした下賀茂地区、それに山村地区とそれぞれの特徴を持った村から成り立っていました。
昭和30年7月町村合併促進法に基づいて六ヶ村が合併し、現在の南伊豆町が誕生しました。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「賀茂郡南伊豆町民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。