2011 年 9 月、日本ジオパーク委員会(JGC)理事会において日本ジオパーク認定され、「下仁田ジオパーク」が誕生しました。
下仁田町は、日本の地質 100 選にも選ばれている『跡倉クリッペ』をはじめ、日本列島
が現在の形になるまでに起こってきた大地の活動の証拠が集中して見られる地域で、日
本列島形成の秘密を握る場所とも言われています。
また、様々な地殻変動を受けたこの大地に住む人々は、特異な地質が作りだす
地形・風土を利用してきました。天然の冷風を利用し生糸の増産の下支えをした
荒船風穴や石灰の採掘など独特な産業で生計をたててきました。
下仁田町の特産物下仁田ネギもこのジオパークの独特の土壌気候などによっ
て生み出され、この地域以外では同じ味はだせないとも言われています。
以上のように下仁田町は、壮大な大地のストーリーと人々のつながりを楽しみ、
大地から生まれた食材を味わうことのできる公園「ジオパーク」を推進していま
す。
2010 年(平成 22 年)4 月からは、廃校になった青倉小学校を下仁田町自然
史館として利用し、ジオパーク推進の拠点とするなど、受け入れ体制も整備し
ています。
今まで下仁田町は、地質の研究者などからは「興味深い、面白い」と言われ
ていましたが、今後は、その面白さを一般の人にも伝え、町全体で盛り上げて
ジオパーク活動を続けていきたいと考えています。
なお、東日本大震災以降、ジオパークの役割として防災・減災についての教
育や調査などがクローズアップされてきました。
過去の震災や水害の被害状況の把握なども行い、今後の町防災活動にもつな
げていきたいと考えています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「甘楽郡下仁田町民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。