東串良町は、九州大隅半島のほぼ中央東端にあり、肝属平野にいだかれた町内は、傾斜地がなく緩やかで、平坦な地形となっています。
気候は黒潮の影響を受けて温暖で、年間平均気温は17度。雨が多く、九州の特徴である台風上陸は年数回あります。このような特徴から本町は古くから施設園芸と超早場米の一大産地となっています。
東串良町の歴史を紐解くと、その昔、串良郷と称して、13か村を包括していましたが、明治22年4月の市町村制施行で、串良川を境に西串良村と東串良村に分村してできました。村制を施行してから明治、大正、昭和と東串良村は産業、経済、教育、交通など時代と共に発展し、昭和7年10月町制施行にともない現在の「東串良町」が誕生しました。
昔から海との関わりは強く、本町を流れる肝属川河口は、天然の良港として栄え、中国との文化・交流が盛んで外国貿易の根拠地であったと伝えられています。明治維新後も沖縄、南西諸島との公易があり、大正時代には大阪商船が週2回寄港し、旅客、貨物の輸送が行われていました。昭和になり、物流の変化から面影はありませんが、変わりに、柏原海岸沖合500メートルに国家石油備蓄基地が建設され、大型タンカーが入航するようになり、新しい名物となっています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「肝属郡東串良町民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。