昔から陸上交通の要衝であった小倉北区は、江戸時代から細川藩や小笠原藩の城下町として発展してきました。現在では、九州の総合的な拠点として、JR九州の鹿児島本線と日豊本線の接続駅並び新幹線の停車駅となり、さらに小倉駅南口から平和通りには北九州モノレールも乗り入れています。小倉駅周辺は北九州市の中心で、駅北口は、国際コンベンションゾーンを形成し北九州国際会議場などが立地しています。駅南口は、商業地区として百貨店や商店街、繁華街とオフィス街が広がって活気にあふれています。小倉の象徴である小倉城の周辺は、小倉城庭園や松本清張記念館、勝山公園などの自然と調和した都市でもあります。かつて高度経済成長時代には、市のシンボルで南北に流れる紫川は、工場や住宅から出る排水によって汚染されていましたが、下水道の整備が進んだ結果、現在ではシロウオやアユが遡上するまでになりました。上流では、ホタルも舞う憩いの水辺に戻っています。経済拠点であり、自然との調和を共存させ多様な都心機能を持った街です。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「北九州市小倉北区民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。