かつて1960〜1970年代の新婚旅行のメッカとされた宮崎県。
その人気を支えたのが「日南市」だと言われています。
特に、日向灘をのぞむ海岸線の沿道に色とりどりの南国の花木が見られる「日南海岸」は、南国宮崎の名所として全国的に知られるところとなりました。
そして、国内でもめずらしいジャカランダが群生するなど豊かな自然に恵まれています。
現在も一大観光地として、特にマリンレジャーも大変盛んで、若い人にも人気です。
市内には、飫肥藩伊東家5万1千石の城下町飫肥や港町の油津や南郷、森林セラピー基地の猪八重渓谷などがあり、歴史的町並みや、海の幸、山の幸の魅力あふれる町です。
気候としては日本でもっとも日照にめぐまれた地域の一つで、平野部では1年の日照時間が平均2,200時間以上もあります。
とりわけ冬の日照時間は長く、晴れも多いことから、大変穏やかな気候が過ごしやすい街となっています。
また、温暖な気候を活用して、埼玉西武ライオンズや広島東洋カープ、横浜FCなど多くのプロスポーツチームがキャンプを行い、シーズンになると町は歓迎ムードで賑わいを見せます。
また日南海岸の東西中間地点に位置する「油津(あぶらつ)港」は、全国屈指のマグロ水揚げ量を誇る漁港で、2015年に16万トン級クルーズ船が寄港可能となり、近年では多くのクルーズ船が停泊する、県南とアジアとの海の玄関口として重要な機能を担っています。
名産に飫肥杉(おびすぎ)があります。
江戸時代に藩を支える産業として植林され、主に船材として使われていました。
飫肥藩・伊東氏の城下町は、明治初期までの280年もの間栄えた場所。
飫肥城の大手門には樹齢100年の飫肥杉が使用され、旧本丸跡へ続く石段脇にも飫肥杉、進んでいくと飫肥杉が生い茂る「いやしの森」など杉の美しい姿に出会えます。
石段の先には「いやしの森」。 石段の先には「いやしの森」。
「九州の小京都」と呼ばれる飫肥城下町では、大手門前から人力車を無料で乗車できます。
人力車を曳きながら地元の方々が町についてのお話をしてくれ、武家屋敷通りをゆっくりと巡ることができます。
城下町散策には「あゆみちゃんマップ」が必携。
商店街44店舗が加盟し、マップには地元銘菓やお土産、施設入館券などが付いているまち歩きマップです。
商店街の人々との会話が自然と生まれ、まちを楽しみます。
今や利用者が21万5千人を突破する、観光の目玉の一つとなりました。
九州で最初の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている飫肥城下町は、歴史的建造物や街並みを残すだけでなく、地元の人々が作り出すまちづくりとして近年では地方創生のモデルケースとして注目されています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「日南市民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。