地名としての“あすか”は奈良県高市郡明日香村として限られているが、昔からいわれている“あすか地方”とはもっと広く、大和平野の東南にあたる丘陵地一帯を指し、飛鳥川流域から大和三山(畝傍山・香久山・耳成山)に囲まれた地域をも含む総称であって、橿原市及び桜井市の一部を含んでいる。
中心地域はやはり明日香村であり、ここには縄文時代からの遺跡と、その上に築かれた飛鳥時代の遺跡とが、重なり合って存在している所である。現在の明日香村は、戸数2,200戸、人口約5,600人(平成29年4月現在)の農村で、総面積2,400ヘクタールすべてが歴史的風土保存地域、風致地区などに指定された村で、貴重な遺跡や埋蔵文化財の宝庫といわれている。
“あすか”という地名のいわれについては、古墳時代からわが国に移住した、おびただしい数の渡来者たちが、さすらいの果てに得た安住の地であるという意味で、「安宿」と名づけたのが転じたといわれ、さらにその枕詞に使われていた「飛鳥」をも“あすか”と読ませることになったという説が立てられている。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「高市郡明日香村民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。