下市町には緑の山々と澄みきった清流に彩られた自然環境と、長い歴史に育まれてきた文化があります。
奈良県の南半分を占める広大な吉野郡の北西に位置し、北は大淀町、東は吉野町、西は五條市、南は黒滝村に接し、奥吉野地方の入口として古くから政治・経済・文化に重要な役割を果たしてきました。
地形としては南北に広く、大きく分けると山岳地帯と丘陵地帯になります。北部を流れる吉野川の流域に広がった平坦な土地と、万葉の時代から歴史と共に悠久の流れをつたえる秋野川、丹生川を挟む山間地域で、全体の78.6%が山林です。
気候は地域により多少の相違はありますが、北部は奈良盆地と同様に夏は暑く、冬は寒い気温差の大きい内陸性気候地帯にあたり、山岳地帯は、夏は比較的涼しく、冬の寒さはかなり厳しい吉野地方特有の気候となっています。
その名が示すように中世以降、吉野山地と大和平野を結ぶ交通の要衝として交易が盛んになったことから市場町として栄え、また良質の吉野杉、桧を素材とした地場産業が発展してきました。
恵まれた自然環境を生かし、さまざまな文化を育みながら、さらには吉野地域の中心として役割を担っていくためにも、「ふりかえれば歴史、みつめればロマンのまち下市」をキャッチフレーズに、にぎわいとやすらぎ、ふれあいが生まれる町づくりを目指しています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「吉野郡下市町民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。