福崎町は兵庫県中央部からやや南寄りに位置し、北は市川町、南西を姫路市、東を加西市と接しています。 姫路市の中心部から約17キロメートルの距離にあり、利便性の高い立地条件を有します。 町域は山に囲まれた盆地形状となり、中央部を流れる市川流域に農地と市街地が広がります。 農業では、大麦の一種「もち麦」の栽培が広く行なわれ、それを原料としたもち麦麺が特産として全国に知られています。 工業では、中国縦貫自動車道と播担連絡道路が交差する福崎ICを中心に三つの工業団地が形成され、多くの企業が活発な事業を展開しています。 商業では商店街の整備を促進し、利便性の高い環境づくりが行なわれています。 公共交通では、鉄道のJR播但線が市の中央部を南北に走り、姫路市と朝来市和田山町を結びます。 バスでは神姫バス及びJRバスが周辺都市と繋いでいます。 道路では中国縦貫自動車道ならびに播但連絡道路の他、国道312号が走っています。