舞鶴市の歴史文化は、地質時代からの活発な火山活動などが生み出した豊かな自然のもとに
育まれた美しいリアス式海岸や青葉山などの山々、大陸や日本海沿いの地との交流の証を伝え
る遺跡、そして、人々の深い信仰のもとに培われてきた数多くの絵画や彫刻、さらに近世幕藩体
制のなかで発展してきた城下町の文化や技術など、長い時間をかけて人々に守り、育てられて
きた歴史文化と近代に鎮守府として新しい都市の創造と最新の技術によって発展した歴史文化
がふたつの極となり、舞鶴は複数の核をもつ複眼都市として発展してきた。
今も吉原の万灯籠をはじめ、各集落に受け継がれる伝統的な祭り・行事、生業や食文化、「安
寿と厨子王」をはじめとした説話や伝承などの地域の個性豊かな歴史文化の一つひとつが花の
ように地域で咲き続け、歩み続け、今に辿り着く
京都舞鶴港は、その地形から湾内の干満差が極めて小さく、また四方を400m級の山で囲まれていることから、強風・荒天を避けることができ、船舶関係者から理想的な港湾とのお墨付きをいただいています。
また、京都舞鶴湾はリアス式海岸として景色の美しさを誇っており、五老岳スカイタワーからの舞鶴湾の絶景は近畿百景第1位にも選ばれました。