摂津市は大阪平野の北部に位置し、市域は東西6km、南北4.5kmの大阪府下でも比較的小さな面積の市です。しかし、市内には淀川、神崎川、安威川、山田川、正雀川の5つの河川が流れ、古くから大阪と京都を結ぶ水陸交通の要所として重要な役割を担ってきました。大阪の中心部から約12kmの距離にあり、大阪市やその衛星都市と幹線道路や鉄道で結ばれている摂津市は、現在も大阪都市圏の要所。市内にはJRと阪急電鉄京都線が走り、大阪モノレール線が市中央を南北に縦断しています。バスでは市営バスの他、阪急バス・近鉄バス・京阪バスが走行しており、鉄道とともに大切な市民の足となっています。走行ルートは各鉄道駅との連絡だけでなく、隣接する茨木市や寝屋川市へ至るものもあり、他市への移動などにも多く利用されています。 市内の河川にはカルガモをはじめ様々な野鳥が集い、市章や市民の歌にも鳥が用いられるなど、摂津市民のシンボルとして愛されています。