嘉島町は、熊本市の南部に位置し、九州山地に源を発する緑川の中流域にあり、町の周辺を加勢川、矢形川などに囲まれ、東西に長く伸びた田園地帯です。
町の東部には、日湧水量13万m3の「水郷 浮島」があり、広々とした田園を潤しています。
「水ある所に人住む」といわれるように、国指定重要文化財の「井寺古墳」など、早くから歴史と文化が芽生えましたが、川に囲まれたこの地域には、水害との闘いの歴史もありました。
河川改修とあいまって住民はこれを克服し、現在は「水の郷」づくりに取り組んでいます。
「嘉島湧水天然プール」は、木枠で囲って、地域の人々の「和」の場であった泳ぎ場を本格的プールとしたものです。
プールはすべて木製で、小石を敷きつめ、周囲からは何万トンもの湧水が湧いています。
潜ると川から溯上してきたアユ、カワムツ、オイカワ等がみられ、「魚に泳ぎを教わるプール」というのが別名です。
湧水域では、今なお、水場(洗い場)がそのまま利用され、野菜や米とぎは上流、洗濯物は下流という不文律が守られ、住民のコミュニケーションの場にもなっ ています。
これらは地域の誇りであり、心をつなぐコミュニティのシンボルです。地域では、湧水群を保全し、水辺の美化のため湧水保存会(昭和40年代に発足・410 世帯)を組織しており、水辺の清掃や植栽などその活動は活発です。
水は人と自然に必要不可欠なものであり、「水と人とのかかわり」、「水を活かす取組み」は町民が常に心に抱いている思いであり、「清水湧き 心ふれあう 嘉島町」をキャッチフレーズに「水の郷」づくりに取り組んでいます。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「上益城郡嘉島町民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。