江戸時代の鎖国体制において、西洋の文化や技術を運ぶ道として、大阪方面への渡海船が発着する長崎街道の宿場町として栄える黒崎宿や木屋瀬宿がありました。その伝統ある街並みが、八幡西区には今も残っています。地理的には、洞海湾の一番奥にあたり北九州工業地帯の一部を形成しています。副都心の駅として位置するJR黒崎駅の南側には中心商業地区があり、区の南部から西部には住宅地が広がっています。黒崎地区では黒崎再生10ヵ年計画を柱に、国道3号黒崎バイパスの整備や撥川の再生プログラムなどの環境整備が進んでいます。また歴史のある街だけに、黒崎祇園のように山笠の原型とも考えられている貴重なお祭りが引き継がれている地区でもあります。折尾地区は、北九州学術研究都市の整備が進み、人口においても九州市の7区の中では、教育機関が最も多いです。新興住宅地の永犬丸・上津役地区や住宅街を流れているにもかかわらず、5,000匹以上のホタルが飛翔する黒川があるなど歴史・文化・自然の調和が図られています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「北九州市八幡西区民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。