神戸市西区は、神戸市の最西部に位置し、面積は北区に次ぐ広さです。日本の標準時を決める子午線が区の中央部を南北に走っています。瀬戸内海には面していませんが、土地の形状が緩やかな丘陵地なので、区の多くの地域で海岸線を展望することができます。産業面では、豊かな自然環境を活かした農業が盛んです。特に園芸や畜産、観光農園を営む農家が多く、中でもワイン用のブドウ業は地盤産業としてこの地域を支えています。区内にはワイン城と呼ばれる神戸市立農業公園があります。神戸淡路鳴門自動車道の神戸西インター付近には産業団地がいくつも造られている他、最先端の機械金属系の製造業や流通・運輸などの企業、大規模な商業施設が集まっています。そうした人々の活発な産業とは別に、国宝の太山寺や如意寺、吉田遺跡、玉塚古墳などの由緒ある神社や史跡なども多く残されています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「神戸市西区民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。