岡山市中区は、岡山市の内で一番小さい区です。北には龍ノ口山、中央には操山の丘陵地、西には旭川、東にはその放水路である百間川、南部には児島湾を干拓した平野部で構成されています。旭川によって形成された龍ノ口山から操山にかけての扇状地には、祇園用水倉安川などの水路群が田園の中を編み目のように張り巡らされ、その水辺には、アユモドキ(天然記念物)やホタルなど貴重な動植物が生息しています。住宅地や商業地域は、中区の北側を東西に横断するJR山陽本線の西川原駅を中心に広がっています。古くから城下町として開けていた門田・東山地区や国道250号が通る高島・東岡山地区には、住宅が密集しています。また交通の大動脈となっている岡山バイパス(国道2号線)や南北に走る県道45号線の沿線は、工場地帯が形成されています。南部は、のどかな田園風景が今も残っていますが、旭川と百間川の河口には瀬戸内海の海上運輸の拠点となっている新岡山港があり、近年には岡山県トラックターミナルなどの物流拠点が設けられ、徐々に農地は宅地や工場へと転用されています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「岡山市中区民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。