尼崎市は兵庫県の南東端に位置し、市域は大阪平野に含まれます。近代以降、日本特有の工業都市として発展し、近年は市域北部を中心にベッドタウン化が進んでいます。 尼崎市の産業は、第二次産業が大きな比重を占め、臨海部では鉄鋼業や化学工業、内陸部では一般機械や精密機械などの製造業が盛んです。2001年(平成13年)には「ものづくり支援センター」が開設されるなど、地域企業の技術開発や新たな事業展開などを支援する取り組みも進行しています。商業面では、2009年(平成21年)JR尼崎駅前に「COCOE(ココエ)あまがさき緑遊新都心」がオープンし、駅前特区では民間開発事業者による商業・業務施設、アミューズメント施設、良好な都市型住宅などの開発計画が進められています。また、臨海地域を中心に、水と緑豊かな自然を大胆に創出する環境創造型のまちづくりを目指し「尼崎21世紀の森構想」が、兵庫県によって策定されています。 市内にはJR西日本、阪急電鉄、阪神電鉄の計7路線が走り、大阪市都心部まで約20分で結びます。道路では、阪神高速道路大阪神戸線・5号湾岸線、国道2・43・171号などがあります。また、港湾施設では、尼崎港区は、環境と共生する港湾、エコポートモデル港に指定されています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「尼崎市民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。