加古川市は、兵庫県の主要都市である姫路市と明石市の間に位置する、人口20万人代後半の都市です。神戸市や姫路市などのベッドタウンとして栄えてきた経緯があり、住宅地が多くなっているほか、両市をはじめとする主要都市へのアクセスも良好ということで、現在でも神戸などで働く人が住居を構える町として人気となっています。なお、市は南北に伸びていますが、人口は鉄道や幹線道路に近い南部に集中しています。
瀬戸内海に面する加古川市は、気候は温暖で雨が少なく、晴天が多い土地となっています。冬でもあまり降雪がない反面、夏場には猛暑日や熱帯夜となる日もあるので、夏場は注意が必要です。
産業の面では、大規模な製鉄工場やウールの工場があり、靴下の生産量は日本一となっています。また、逸品として名高い神戸牛の産地としても有名です。
イベントとして有名なのが、散歩の楽しさや健康促進などを目的として毎年11月に行われる「加古川ツーデーマーチ」。全国から多数の参加者が集まります。
加古川市のアクセスは、特徴として交通の利便性の良さが挙げられます。鉄道ではJR西日本の山陽本線(JR神戸線)・加古川線、山陽電鉄本線が通っており、兵庫県の中心である神戸・三ノ宮駅までは30分弱というアクセス。姫路や尼崎といった県内の要所だけでなく、大阪や京都、関西国際空港などへも便利になっています。
また、加古川駅にはバスターミナルがあり、市役所や他の駅などへ行く際には、市内を走るコミュニティバス「かこバス」を使うのがおすすめ。「かこバス」は、年間の総利用者数が60万人を数えるという、市民の足として非常に重要な交通機関となっています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「加古川市民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。