広島市安佐南区は、広島商業圏から郊外に向かう可部線沿線の人口増加に加え、区内中央の武田山を大きく環状するアストラムラインの整備によって交通網が備わったことで、山地部の大規模な宅地開発が進み西風新都や東亜祇園ニュータウン春日野などの団地造成が行なわれています。また並行して市の中心部から北西部へつながる祇園新道、中筋沼田線や高速4号線の整備、下水道・公園などのインフラ整備も行なわれました。その結果、昭和40年代後半〜昭和50年代に人口が大幅に増え、現在では広島市8区において最多の人口となっています。ペンを模した区章に見られるように区内の特徴のひとつとして大学や高校が多いことが挙げられます。区内東側の山陽自動車道の広島インターチェンジ、山陽自動車道の広島ジャンクションから延びる広島自動車道の広島西風新都インターチェンジも整備されました。Jリーグ・サンフレッチェ広島のホームグラウンドの広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ)もこの区にあります。都市化が急速に進みましたが、周辺には豊かな自然が多く残り、安川緑道や古川せせらぎ親水公園など、週末には多くの広島市民が自然に親しむ姿が見られます。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「広島市安佐南区民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。