ここ川上村は、良質な木材を育むには最適な土地です。栄養の少ない土壌と冬の厳しい寒さの下で、豊かな水の恩恵を受けつつ長い年月をかけて成長した木材は、その独特な技術により、緻密な年輪を残します。さらに、畑のような感覚で大切に世話された木々たちはやがて、節のない、通直完満な木材へと姿を変えます。それは、受け継がれてきた技術と自然風土との両輪が為せる所産です。特に、川上村の吉野杉の源平(赤い部分と白い部分の両方)を使った樽丸は、内側は緻密な赤身で腐りにくく、外見は美しい最高級な樽丸として重宝されました。これが、樽丸林業といわれた吉野林業の所以であり、この樽丸の活躍により「吉野材=樽丸」として広く知られる事となります。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「吉野郡川上村民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。