岸和田市は、大阪府南部に位置する人口約20万人の都市です。市の北には大阪湾を臨む阪南港があり、南に細長く伸びる地形の先には和泉山脈が連なっています。ブナの天然林で知られる和泉葛城山は、トレッキング(山歩き)コースにもなっており、昔から地元の人たちに親しまれています。市の中心部近くに位置する久保田池は、大阪府下のため池として最大の水面面積を誇る農業用水・養魚池で、畔に羽を休める様々な鳥たちを観察することができます。鉄道は、大阪都心部と和歌山県を結ぶJR阪和線や、南海本線が走っています。その他に、路線バスである南海ウイングバスが随時運行されています。高速道路の阪和自動車道岸和田インターチェンジもあり、関西国際空港から車で約15分という交通の利便性も高い都市です。岸和田市を語る上で欠かせない催事と言えば「だんじり祭り」です。岸和田藩藩主岡部長泰が、五穀豊穣を願って催した稲荷祭りが発祥となったこの祭りは、300年の歴史を誇り、開催される2日間に約60万人もの観光客が全国から訪れます。「城とだんじりのまち」として知られる岸和田市ですが、近年はショッピングモールの岸和田カンカンベイサイドモールや、牛滝温泉・いよやかの郷に訪れる若者やリゾート客も多く、新たなにぎわいも見せています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「岸和田市民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。