北九州市八幡東区は中央にあり、基幹産業であった八幡製鐵所によりめざましい発展を遂げた区です。日本の鉄鋼業の斜陽期には、停滞した時期もありましたが、所内の遊休地を再開発して、スペースワールドを開園、大型ショッピングセンターなどの進出で新しい街に変わりつつあります。また、高齢者世帯をサポートするふれあいネットワーク事業を推進し、福祉にも関心を持った行政が行なわれています。八幡東区は、大きく東田地区、平野地区、高見地区、丸山・大谷地区、皿倉・河内地区に分けられています。八幡製鉄所発祥の地である東田地区は、広大な企業の未利用地を有効活用する目的で行なわれた東田土地区画整理事業によって、JR鹿児島本線の直線化とスペースワールド駅を新設し、新産業分野の誘致や博物館の充実など、経済団体・行政の新しいかかわりが注目されています(平成14年度に完成)。JR八幡駅から皿倉山へ広がる平野地区は、国際交流をコンセプトとして整備が進み、国際協力機構九州国際センター(JICA九州)、国際村交流センターや大学などが並び建っています。北九州市のほぼ中心に位置する高見地区は、自然豊かな北部と商業地区としての顔を持つ南地区の2つの表情を持っています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「北九州市八幡東区民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。