平成18年3月1日、加悦町・岩滝町・野田川町が合併し誕生した「与謝野町」は、京都府北部、日本海に面した丹後半島の尾根を背景とし、南は福知山市、東は宮津市、西は京丹後市などに接しています。大江山連峰をはじめとする山並みに抱かれ、鮭が遡上する野田川流域には肥沃な平野が広がり、天橋立を望む阿蘇海へと続いています。
総面積108平方キロメートルの範囲に約2万2千人が暮らしており、南北約20キロメートルの間に町並みや集落が連なるというまとまりの良い地域です。気候は、冬に降水量の多い日本海側の山陰型気候で「うらにし」と呼ばれる時雨が特徴ですが、春は桜、夏は新緑、秋は黄金色の稲穂と紅葉などの彩りに包まれ、また、冬は多くの水鳥が水辺に集います。川の流れや海の眺めが美しく、四季を通じて様々な景観を堪能できる地域です。
かつては海を通じて大陸・朝鮮との交流が盛んであった日本海側が表日本であったといわれるように、本地域も出雲・越地方と並ぶ古代からの文化地帯で、弥生時代のガラス釧(腕輪)や多数の鉄剣などが発見された大風呂南墳墓群、丹後三大古墳の一つである蛭子山古墳(国史跡)をはじめとする貴重な遺跡が分布し、丹後王国の一画を占めていたとも主張されています。
近世では、「丹後の堺」と称されるほど栄えた廻船業の歴史や、町名の由来となった与謝蕪村や与謝野鉄幹・晶子など文人のゆかりも多く残されています。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「与謝郡与謝野町民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。