南島原市は、長崎県の南部、島原半島の南東部に位置し、北部は島原市、西部は雲仙市と
接しており、有明海をはさんで熊本県天草地域に面しています。
本市は、千メートルを越える雲仙山麓から南へ広がる肥沃で豊かな地下水を含む大地を有
し、魚介類豊富な有明海及び橘湾に広く面する海岸線を持っており、気候は温暖で、適度な
降雨量もあり、日照時間にも恵まれております。
また、本市には、日本で初めてヨーロッパの中等教育機関「セミナリヨ」が設置されまし
た。その卒業生である「天正遣欧少年使節」が日本で初めてヨーロッパへ旅立ち、数多くの
ものを持ち帰り、当時は、国際交流の最先端の地として栄え、その後、幕府のキリシタン弾
圧や重税から起きた一揆「島原の乱」は広く知られているところで、キリスト教と深く係わ
りのある地でもあります。
そのようなことから、ユネスコの世界遺産登録の国内候補暫定リストに、「長崎の教会群と
キリスト関連遺産」が追加掲載され、その関連遺産に南島原市内の「原城跡」、「日野江城跡」、
「吉利支丹墓碑」の3カ所も含まれました。
また、日本最初の国立公園である雲仙天草国立公園及び島原半島県立公園に指定されてお
り、雄大な山々と美しい海を併せ持った風光明媚な地域です。
島原半島全域では、平成21年8月23日に島原半島ジオパークが、世界ジオパーク国内
第1号に決定されました。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「南島原市民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。