中区は名古屋市の中央部にあり、市役所、愛知県庁をはじめ中部地方を統括する国の出先機関も多くあり、名古屋だけでなく中部圏全体にとっても重要な役割を担っているのが中区です。中区の北部にある名古屋城は、名古屋のシンボルとして全国的に有名な観光スポット。この名古屋城を取り囲むように官庁街が形成され、さらにオフィス街が市の中心まで広がっています。その他、中区には「栄地区」「大須観音周辺」「金山地区」と特徴を持った地域があります。栄地区は、市内を代表する大規模な百貨店や複合ショッピングビルなど数多くの商業施設が集中するエリア。休日にはショッピングを楽しむ人々で大変な賑わいとなります。大須観音周辺は、中区の南部に位置し、昔ながらの風情を残しつつ若者の文化や娯楽の発信地として、時代とともに様々な変化を見せる個性的なエリアです。最南部にある金山地区は副都心としての機能を持ち、JR東海道本線、中央線、名鉄、地下鉄が乗り入れる金山総合駅は人の往来が激しく、商業施設も充実しています。また、丸の内・錦一帯の繊維問屋街や大須の仏壇・家具、堀川沿いの木材業など昔から名古屋の経済を支えてきた伝統産業が現在も健在で、現代的都市機能と共存しているのが特徴です。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「名古屋市中区民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。