入善町は、富山県の北東部にあり、立山と後立山との間を一直線に奔流する一級河川黒部川が形成した我が国の代表的な広く肥えた扇状地・黒部川扇状地の中央に展開する地域です。北は日本海に面しており、海岸線は11.5km、それを底辺とし南に尖った三角形をしています。
入善駅の北方1.5kmにある国史跡「じょうべのま遺跡」からは、多数の堀立柱遺構と各種遺物が発掘され、奈良時代末期から平安時代にかけての建造物であると推定されています。12世紀前半には東大寺の荘園「入善荘」が成立し、やがてこの地は、椎名、上杉、佐々、豊臣、前田氏らによって支配され、1658年の領地換えでは全域が加賀藩領となりました。
明治4年の廃藩置県によって本町域は新川県に属し、同9年には石川県となりました。しかし、今で言う富山県側と石川県側では地形が異なるため、長い間水害に悩まされていました。河川の改修を早期に進めるため、入善町出身の米沢紋三郎らが中心となって分県運動を行い、同16年石川県から分県して富山県となりました。
町域の変遷は、明治22年3月の町村制施行により、入善町・上原村・青木村・飯野村・小摺戸村・新屋村・椚山村・横山村となり、昭和28年10月、この1町7村が合併して入善町が発足しました。さらに昭和34年1月に台地部に属する舟見町を編入合併し、現在に至っています。
面積71.25平方km、人口27,182人(平成22年度国勢調査)で、農工一体の田園都市です。
住宅は月日が経つにつれて劣化してくものですが、気になるのはマンションの共用部分の修繕費用ですよね。
マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度は修繕費用を抑えられるものなので、分譲・賃貸マンションを経営している方は利用してみるといいかもしれません。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」とは住宅金融支援機構の融資を受けて、分譲・賃貸マンションを経営する方が共用部分の修繕などを行ったときに、融資にかかる利子の一部を区が助成するという制度です。
なお、耐震改修工事などを行い、区の「下新川郡入善町民間建築物耐震改修等助成要綱」による助成を受ける場合には融資利子の全額の補給を受けることができます。
「マンション共用部分リフォーム支援・利子補給制度」の申し込みの受付期間は資金の借入日から半年以内となります。
申し込みができるのは分譲マンションの管理組合・区分所有者、賃貸マンションの経営者です。
なお、助成の金額(利子補給額)や助成期間ですが、住宅金融支援機構の融資額が限度となります。
助成額は実施するリフォームの内容によって、利子の助成割合が変動します。助成を受けられる期間は最長でも5年間が限度です。融資返済期間は1~20年と幅があるので注意しましょう。助成金の支給は年1回です。1~12月分が翌年3月に支給されることになります。