岡山市南区の東には中国山地に源を発する旭川、西部には倉敷川、笹ヶ瀬川が流れています。 南部には児島湾を挟んで金甲山や貝殻山などの山々が連なり、風光明媚な景観は瀬戸内海国立公園の一部に指定されています。 締切堤防として1962年(昭和37年)に完成した世界最大級の人造湖・児島湖が東にあります。 倉敷下流域は、江戸時代から1950年代にかけて長い年月をかけて干拓地が造成され、岡山の米どころになっています。 米の他には、ムギ・レタス・千両ナス・レンコン・スイートピーなどの栽培も行なわれています。 商業・住宅地としては、JR宇野線沿線と岡山バイパスに囲まれた地域が特に開発されています。 その中心となっているのがJR妹尾駅、備中箕島駅周辺です。道路は、国道30号線が南北に通っています。 沿線には軽工業が主流である岡南工業地帯が形成され、都市として成長を続けています。 また、臨港グリーンアベニューや浦安総合公園などのスポーツ施設や公園が整備されたことで子育て環境が充実し、若い年代のファミリー層も多く住むようになりました。